March 24, 2012

ML110 G7 の HP Smart アレイ B110i SATA RAIDコントローラ で作ったRAIDに CentOS6.2 を導入する

ちょっと実験したいことがあったので、
ML110G7のB110iでRAID0を作ってCentOS6.2を導入してみた。
結構めんどいので手順を残しておく。

USBメモリとネットにつながる別のLinuxマシンが別途必要なので用意しておくこと。 

まず、HPから"Driver Diskette"をDLしてくる。
Driverじゃないことに注意。
Driverはrpmで提供されるが、DriverDisketteはディスクイメージをgzで固めたものが提供される。
この記事を書いている時点での最新版はココ

DLしたらUSBメモリをアンマウントしてから
$ gunzip hpahcisr-1.2.6-11.rhel6u1.x86_64.dd.gz
$ sudo dd if=hpahcisr-1.2.6-11.rhel6u1.x86_64.dd of=/dev/sdb #sdbはUSBメモリ
としておく。

次にML110G7のB110iの設定を行う。
・POST画面でF9を押してRBSUに入って、Advanced Optionを選択
・SATA ConfigurationでRAIDを選択
・RBSUをぬけて、再起動
・POST画面でF8を押してORCAに入ってCreate RAIDで各種設定
・ORCAをぬける
でB110iの設定は終了。今回は2TBのHDDを2玉、RAID0にして4TBとした。

用意したUSBメモリを起動前のML110G7に挿す。
CentOS6.2のインストールディスクをつかってML110G7を起動。

Grubの起動画面っぽいところでESCを押しboot:プロンプトを出す。
boot: linux dd blacklist=ahci
として、ドライバを導入させる。ahciを殺さないとHDDが個別に認識されてしまう。
導入が済むと、さらに他のドライバを導入するかを聞かれるのでNoで先に進む。

あとは普通にグラフィカルなインストール画面に戻る。

RHEL5.7以降(6を含む)ならば、これだけで問題ないはず。

参考:
http://ml110.web.fc2.com/
http://h50146.www5.hp.com/products/software/oe/linux/mainstream/product/hardware/option/array/b110i.html

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